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星の王子さま終了しました!
『子どもに見せたい舞台シリーズVol.7  星の王子さま』、無事に終了しました。
7回目のこのシリーズ、今回は色んな点で初挑戦のこと、特別な事情等諸々ありましたが。
絶対的に信頼おけるスタッフ陣、キャスト陣のこの独特な・・・
トライアスロンとも、運動会とも、プロレス興業とも評される芝居作りはいつもと変わることなく。否、いつも以上に走り抜けた感満載の公演になりました。

冒頭のせりふを演奏エリアで聞きながら、ある時はっとしたことがありました。
「おとなはだれも、はじめは子どもだった。
 しかしそのことを忘れずにいるおとなは、いくらもいない。」
こどもの為の物語をひとりのおとなに捧げようとする作家の、言い訳。
私の腹の中のひとりのこどもがそうさせるのか、その瞬間、
薄暗いブースから見える漆黒の客席のひとりひとりが全員こどもに見えました。
客席だけでなく、舞台で言い訳をする俳優も、
ブースで演奏のきっかけを待つ俳優も、その後ろで息を殺してきっかけを出すスタッフも、
一人残らず全員が、かつては私の腹の中の子のように胎児で、暗い産道を必死の想いで
通り抜けて来て、その後も信じられない程の紆余曲折を経て今この場所に佇んでいるかと思うと、もうただそのことを飲み込んで、今から始まるこの90分に対して真摯で居ようと、
お腹の中の子に懸けて、真摯で居ようと思うのでした。

そして。これは本筋とは少し離れますが。
お客様からは見えないけど、その直後のオープニングの演奏が、
個人的には一番のぐっと来る瞬間で。
そんな真摯な気持ちを込めた6人のこどもが、ひとりのものすごい太鼓たたき(音楽監督)の子どもに必死ですがりついて行く、魂の演奏でした。
このすごい太鼓たたきの背中を見て、毎回胸が熱くなったのは、
決して私だけではないだろうし、その背中に必死でついて行こうとする演奏は、
きっとお客さんにも届いたんじゃないだろうかと思います。

最後に。
しつこいですが、今回の私のこの状況で舞台に立つチャンスをくださったこと。
支えてくださった皆様に、改めて、心から感謝します。
子どもに見せたい舞台シリーズに度々関わってきて、その子どもの中に
自分のこどもが含まれたことは本当に幸せなことでした。
この企画がどんな形であれ、継続していきますように。
そのことを願って止みません。

そして最後の最後に、この挑戦を許してくれた圭くん、本当にありがとう。
そしてそして、最後まで無事で元気でいてくれた、お腹の子。
期間中たくさんの人から愛されて、かわいがってもらったよ。
頭が上がらない人がもうこんなにたくさんいるなんて、ものすごく幸せなこと。
すごい経験をさせてもらったんだよ。
生まれて来たら、ゆっくり話してきかしてやろうぞ。

15:55 演劇 comments(0)
8月突入
あれよあれよと言う間に8月に突入。
小倉は昨日はわっしょいでしたね。6000発の花火・・・
次に見られるのはまた50年後かな、生きてたら見たい!


こちとら稽古です。
日々実験です。行ってみよう、やってみよう。
帰る港はある、が近頃の合い言葉。

とどのつまり、どうにもこうにもおしりに火がついてます。
小屋入りまであと10日。ぞぞっ!
やるなら今しかねえ、の精神で日々稽古です。

あ、星の王子さま、8月19日13時の回は既に完売したそうです。
この企画、毎夏楽しみにしてくれている方々のおかげで、早めに売り切れがちです。
ご来場ご検討の方、お早めにご予約ください。
公演詳細とチケット予約はこちら→ 星の王子さま


小さな巨人(照明家)の誕生日。
音楽監督のご自宅にワタクシ共々居候させていただいておりました。
起き抜けにお祝い。超美味しいロールケーキをほおばる朝は、格別です。

さあ、今日もややこ共々稽古に行ってきます。
最近またさらに激しく動きます。
腹の中で踊る、というより、何か格闘技系の動きを感じます。
強い子になりそうです。
10:49 演劇 comments(0)
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