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過ぎた人
 

昨日は私の誕生日でした。
こんなにたくさんの人に祝福されたのは生まれて初めてくらい。
本当にありがとうございました。

朝から展示会で配るリーフレットの手配、取材の調整。
電話をかけながらPCでは501フォトブックの編集・発注をしたりなんかして、
キリキリ、ピリピリしてしばしば電話で圭くんに当たり散らしていました。
私の、本当に情けない癖です。

もうすぐ稽古に出掛けなきゃいけないのに、なかなか作業が終わらない午後。
宅急便が届いて。
雨模様にはもったいない、春らしいプレゼントでした。
圭くんのお母さんが作ってくれたシャツワンピと、
圭くんが作ってくれた、フレーム。
写真立てみたいな、そのフレームに納まっていたのは、
桜の花の押し花でした。

今年は一緒に花見ができなかったから。
うちの近くの文化記念公園の桜。

圭くんは、私には、ほんとうにもったいないくらいの、過ぎた人です。
好き放題走り回って、疲れて、やつあたりする情けない私に、
辛抱強く付き合ってくれて。
手伝うどころか、苦労ばっかりかけてるのに。
こんな風に、時間や想いを密閉するなんて発想。

バカとでもなんとでも言ってくれ。
圭くんは、素晴らしい。

あ、お母さんも素晴らしいです。
今日はこのワンピを着て、稽古に行こう。
14:15 日々 comments(0)
上がる人
寒いのです東京。
さっき圭くんに聞いたら北九は随分暖かいそうで。
こっちは最高気温16度。しかも冷たい雨。
マフラーにコートです。
朝からPCに向かって雑務をこなしていたのですが。

 

猫が二匹足の上に載っかってきます。
どけてもどけても載ってくる。
足がしびれまくってます。


週末の音楽稽古は新曲を集中して制作。
一回つくった『もちつき大会』という曲をぶん投げて、
ストーンズに着想を得たロックなトーンチャイムに変更。
音楽監督、年々大胆になって行きます。
でもこの新曲を作るというのがこれまた楽しい作業。
音を探して、重ねて、確かめて、壊して、また探して。
私たちは音楽監督の手のひらの上で好き放題やっているだけなので、
楽しい、なんて無責任に言っていられますが。
音楽監督は・・・正直誰より一番楽しんでいるように見えます。
そう見えているだけだって、思いたい。


先週の稽古前。
短い時間だったけど小さな巨人、照明家木藤さんとランチ。超素敵なランチ。
池袋西武の屋上のうどん。青空最高。
年齢も近いのに、重ねて来た経験も、その視点もとてもおもしろくて。
いつ話しても、上がる、テンションが。
インスピレーションもらいっぱなし。
特にサンプルの話はあまりにおもしろすぎたので、無理やりアゴラへ観に行くことに。
この話はおそらく観劇後に長々書くことになると思うので、また今度。

こんな風に私を育ててくれた人が、今の現場も含めてたくさんいて、
できればこっちにいる間に一人ずつ詣でたいのだけど、稽古がぎゅうぎゅうすぎて、
なかなか会えないのが苦しいところ。
なんとか時間を捻出して、アタマの中に新たな風を
びゅーびゅー吹かせて行きたいものです。

そして、501FURNITURE。
岩田屋での展示会が明後日25日から始まります。



こちらからも詳細がご覧になれます。大人・子供 リビングあそび
大人も子供もリビングでのんびり遊べるような。
木のぬくもりをテーマにした展示会です。
明日の夜、いよいよ搬入。
今回は家具だけでなく、小物も少し準備しています。
圭くん、がんばっています。
私も5月の5・6日は終日、7日は午前中だけ会場にいる予定です。
お時間ある方は、是非!

15:46 演劇 comments(0)
泥臭い地味な積み重ね

ぽんぽん桜が満開ですね!
なのに未だに冬物のコートを着て、マフラー巻いて・・・。
春物早く着たい。。。

 

ドリトル先生の稽古は数日前から体育館で実寸で稽古。
初演はこの体育館で上演したのです。
今回の『ドリトル先生と動物たち』は子どもに見せたい舞台シリーズとして
2009年の夏に上演されたものの再々演。
子どもに見せたい舞台シリーズは子ども達に舞台の楽しさを知ってもらいたい、
劇場を身近に感じて欲しいとの思いから、にしすがもアート夏祭りのメインプロジェクト
として作品を創っています。毎年2000人近くの大人と子どもが体育館を改造した
本格的な劇場で舞台を楽しんでいます。

昨日の稽古も素敵な瞬間があった。
再々演とはいえ、キャストが半分くらい変わっていることもあり、
諸々変えてかなきゃいけない部分もたくさんあります。
それだけじゃなくて、もっとブラッシュアップしたい、という想いもあり、
あらゆる挑戦をしているシーンもたくさんあります。
何度も上演しているので、ともすればそのままコピーして上演してしまっても、
ある程度のクオリティである程度の評価を得ることはできるのかもしれないけど。
でも、もっと良くしたいと思うのはごく当然なことで。

とあるシーンを、役者たちが随分前から自主的に稽古して、
とても印象的なシーンに作り替えていた。
先週、先々週と、その自主稽古を見ていたけど、
まさに演劇の醍醐味、といった風景だった。
台本で言うとたった16行。さらりと通り過ぎようとすれば行ける部分。
それをこんなにふくらませて、奥行きや、想いや、もう色んなものを詰め込んで。
戦っていた。
みんながうんうん捻り出して、試して、失敗して、また挑戦して、
時々うまく行ったり。

その地道な積み重ねを厭わない空気。
稽古場の空気づくりって、ひょっとしたら何より大切なんじゃないだろうか。
クリエイティブ、とかカタカナで言いたくない。
泥臭い、地味な積み重ねを、粘り強く、明るく信じられる空気。

そうそう、6月の日暮里サニーホールのチラシが完成しました。


公演情報もアップされたのでご覧ください。 ドリトル先生in 日暮里サニーホール


稽古の合間にプラハの友達佐久間奏多さんの個展に行って来た。
飯田橋のパペットハウスにて、なんと21日今日が最終日だ!
一緒に行ったのはベルリンから一時帰国中のあきさん。
あきさんとの珍道中は・・・ほとぼりがさめてから書こう。

ソウタさんの展示はとてもインスピレーションに溢れていて、素晴らしかった!
お時間ある方、是非!

09:37 演劇 comments(0)
オフ
昨日は数少ないオフ日。
しかし日中は変わらず501仕事に追われていました。
展示会のDM発送準備。
アドビ関係のソフトがほぼ使えない私、
事務員としてはかなりの低能。まあがんばるしかありません。
私が発送するので消印は世田谷区になりますが、あしからず。
今回のDMは501にいらしてくださったお客様と
Facebook等SNSでお見かけしない方を中心に送らせて頂いています。
欲しい方、ご一報いただければ送ります。

そして夜遅くは。

 

五反田時代のルームメイトだった美容師の友達に、髪を切ってもらいました。
散髪椅子、っていうのかな?美容室にある、空気圧で高さが変わる椅子ね。
あまり見かけない木の椅子だったので思わずパチり。


はさみなんかを置いてあるワゴンもすごくかわいくて。
お店全体のインテリアがどうも素敵だなあと思ったら、
IDEEプロデュースのお店らしい。
どおりで。

こんな洒落たお店で働くようになって・・・と歳下の友達故の、
親心にも似た郷愁。
あの頃はまだ今みたいにシェアハウスなんて一般的じゃなくて(7年近く前)、
入れ替わり立ち代わり4人で生活していたので、
なんだかものすごくいろんな事件がたくさん起こった。
夜逃げされたり。仲悪くなったり。
はちゃめちゃで最高に楽しかった。

その時一番年下で、まだ専門学校生だった彼女に、
私の芝居を見る為にただ一度だけ上京した私の母も、
なぜか彼女に髪を切ってもらっていた。
その時も上手に切ってくれたけど、もう今は立派なプロ。
ゆっくり話を聞いてくれて、とてもとても、素敵に切ってくれた。

フラッシュバックする思い出と、すっきり軽くなった髪を風になびかせながら
帰り着いた午前零時。
リラックスしたオフでした。
14:12 日々 comments(0)
聞こえない言葉に耳を傾ける
 

毎日真剣にやっています。

特に今日は胸に迫る瞬間が何度もあった。
共演者の井上貴子さんにリードしてもらって週一ダンス部で体を暖めてからの
稽古開始だったからなお良かった。今日も音楽中心の稽古。

新しい編成で望む難しい曲なので、クオリティはまだまだ。
先週引き継ぎをして以来、毎日稽古してはきたけど、まだまだ。
音楽監督のたなさんが来てから、1曲ずつ丁寧に修正。
久しぶりに15分以上、いやもっとか。同じ曲をループして練習した。
これも、私がとても好きな稽古。
ランナーズハイ、ってこんな感じなのかもしれない。
指がつったり、酸欠になりそうになったり、肉体的に限界を超えそうな瞬間が
あるんだけど、集中して同じ箇所を何度も繰り返していると、
見えてくるものがたくさんある。
聞こえてくるものがたくさんある。

私たちはそういう瞬間を見たくて、聞きたくて、
ここでこうして舞台を作っているんじゃなかろうか、と少し思ったりします。
もちろん一番大切なのはその瞬間の蓄積を舞台の上に、
お客さんの前で立ち上がらせることだけど。
見えないものに目をこらし。
聞こえない言葉に耳を傾ける。
私たちは演劇に育てられたと、大切なことは舞台で教わったと、
言ってもいいんじゃないだろうか。
と、へろへろになりながらもギラギラした、でもキラキラした目で
演奏するみんなを見て、ぼんやり思った。

そしてまだまだ全然修行が足りん。
やれることがたくさんありすぎて吐き気がするほど。
今日もがんばろ。

02:21 演劇 comments(0)
楽譜のない音楽
 

スターフライヤーで久しぶりに黒いティッシュをもらったのは丁度1週間前。
雲のうえももらって、この1年ですっかり地元愛に目覚めてしまったことに
はにかみつつも春の上京。
高校卒業後に上京したときとは随分色んなことが違いますが、
気持ちはなんだか似ています。

この1週間はひたすら音稽古。
一昨年の川崎上演を思い出しながら、キャストの変更部分に対応しつつ、
引き継いだり、新たに付け加えたり。
新曲の時は同じフレーズを延々繰り返し続けながら、新たなフレーズを見つけたり、
展開させたり、楽器を付け加えたりするのですが。
その時間は確かに行き詰まりもするし、大変なんだけど、
正直、一番楽しい。
今回は再演なので、それほど大変ではないけど、新たに参加しているキャストの方も
いらっしゃるので、その方にとってはそれはそれは難儀だと思う。 
とはいえ、たった数日で、ほぼ全ての曲をさらえたので、まあなんとか。


合間に圭くんの両親も上京していたので、義兄夫婦とともに板橋のおいしいお店へ。
Brasserie・・・ブラッスリー。フランス語らしい。
気さくな食堂、みたいな。軽めのフレンチ。
とにかくうまかった。味が複雑すぎて、何で構成されてるのかわからないほど、
うまかった。
たらふくいただきました。
Brasserie Mori。名店だ・・・。
ごちそうさまでした。


なんだかばたばたしてろくに花見もしていませんが、
石神井川のさくらは満開。


12:13 演劇 comments(0)
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