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2016.01.20 Wednesday
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にしすがもの青い鳥
2011.07.31 Sunday
こどもに見せたい舞台。夏が来たねえ。
体育館の中に作った特設のステージ。
桟敷席にこどもたちが溢れんばかりに座ってる光景はちょっとサーカス小屋みたいで。
普通の劇場では味わえない雰囲気があります。
と、既に12ステージ中4ステージがもう売り切れてしまっている。。。
相変わらずの人気。是非、遊びに行ってみてください。
私はといえば。
椅子を編みました。
手が痛い。でもなかなか素敵な作業です。
ぎっしぎっし。
8月9日からの展示に向けて。
つよい姉さんから突然の贈り物!
PQのパンフレットを大量に!
ありがたいねえ。
そして見れば見る程・・・行きたかったなあもう!
今はソファを作っています。
暗中模索の仕入れを経て、ようやく形になってきました。
羽根クッションは結局、自作。
あやや来福
2011.07.24 Sunday
最近ではワークショップで全国を飛び回るようになってる彼ですが。
ついに福岡でご対面。
せっかくワークショップをやるなら見学させてもらえないかとお願いした所、
その日、ワークショップをリードする演劇教育支援団体terraceの林さん と
主催者さまのご好意で見学だけでなく、少しお手伝いもさせていただけるとのこと。
ありがたい!
ワークショップ前に街を少しお散歩。
中央児童会館の壁にatelier-bravoの壁画を発見。
最近よくお見かけします。
会場はももちパレスの大ホール。なんと舞台上での開催。
福岡の高校演劇をしている高校生を対象としたワークショップだったのだけど。
参加者140名近く。
ワークショップとしては50名前後がベストな内容の為、
泣く泣く選抜メンバーのみが参加することに。
私にとっては初めての高校生対象ワークショップ。
14時15分に開始して、終了したのは17時半。
参加者もやる側も集中し続けた長丁場。本当に貴重な体験だった。
高校生の発想の豊かさと真剣さ。テンポの早さに驚きっぱなしだった。
私なんか一度も手助けする必要がない。
自分たちで決めて、進められる。
私が高校生だったとき、こんなに真摯に演劇に向き合っていたか?
否、まったく!
そして圧巻だったのは林さんがもう何十回となく繰り返し、推敲を重ねた
ワークショッププラン。
ひとつひとつの指示や、設定、時間配分にいたるまで、
きちんと理由があって、考え抜かれていた。
なにより印象的で、素敵だと思ったのは、終わった後、
林さん自身がこのプランを非常に好きだと言ったこと。
ワークショップの内容って、
その人が演劇をどんな思いで創っているかそのものだと、最近思う。
林さんの想いが高校生にどう伝わったかは、
最後の講評の時の彼らのまっすぐな表情を見れば明らかだった。
貴重な体験をありがとうございました。
帰りに藤崎の商店街の夏祭りに遭遇。
これはオウムのポリネシア(?)
ロバはちょっと疲れ気味。
我々も少し疲れて家路へ。
帰りみち。
北へ向かう高速道路を挟んで、
西はあかむらさきの夕暮れ空にうろこ雲。
東はうす闇の中にぼんやり山影が見えた。
えだみつ演劇フェスティバル2011
2011.07.21 Thursday
3回連続、こんな素敵なお知らせがこんなに早くできるとは。
特設サイトがオープンしたので。
↓
えだみつ演劇フェスティバル2011
私はいつも客演させていただいているOrt-d.dの銀河鉄道の夜の音楽とワークショップの
アシストで関わります。
先日、来福した演出家と照明家と話すだに、イメージが勝手に膨らんで、
もう既に暴走モード。
10月にえだみつでやる前に諸々チャレンジしてみようかと思うこと数点。
世界は広がります。
他の参加団体やワークショップもかーなーりー興味深いものばかり。
通っちゃうぜ。
皆様も秋はえだみつにレッツらゴーです。
展示会のお知らせ
2011.07.20 Wednesday
こんな素敵なお知らせが、こんなに早くできるとは。
木のぬくもり展
期間 2011年8月9日(火)〜15日(月)
時間 10:00-20:00
場所 福岡三越8F<リミックススタイル>
出展作家 おひさまとかぜ(大分/おもちゃ)重田木型(山口/おもちゃ)
羽川再生堂(福岡/からくり人形)501FURNITURE(福岡/こどもいす)
山口のNagomi Styleというギャラリーが主催して、
木のぬくもりを感じられる作品を展示します。
501FURNITUREは、こどもいすの他にも、
新作のチェストとネストテーブルを出品予定です。
からくり人形や木のおもちゃの作家さんも一緒に展示するとのこと。
からくり人形・・・大好きだ!楽しみ!
501FURNITUREはまだお店も開いていない準備段階ですが、
縁あって参加することになりました。ありがたいことです。
私は12日以外は期間中ずっと会場に居ます。
圭くんは9日、12日〜15日に会場に居ます。
お近くの方、是非遊びに来てください。
そして実は8月末にもうひとつ、展示が控えているのですが・・・。
こちらも詳細わかり次第、お知らせします。
というわけで、日々精進。
夜も寝るまで おしごと、おしごと。
short trip 北九州
2011.07.19 Tuesday
感慨深かったので、思わずぱちり。
先週、チームにしすがものドン倉迫さんと、小さなドン木藤さんが
なんと、501家にやってきた。
秋にお世話になる劇場の下見や諸々他の仕事のついでとはいえ、
ヒジョ−に嬉しい!
我が家でしばらくお話兼打ち合わせをした後、北九州劇場ツアーへ出発!
まずは門司港へ。
いつも車で駅前を通り過ぎるだけなので、構内に入ったのは実は初めて。
海峡ドラマシップの中にあるホールを見学。
池袋にある明日館を思わせる雰囲気。やはりレトロ。
昨年から海峡演劇祭というフェスをスタートしたらしい。
楽しみ〜。
その後、枝光へ。
そう、今日の目的は枝光にある枝光本町商店街アイアンシアターの下見。
10月に開催されるえだみつ演劇フェスティバル2011に、
私がいつも客演させていただいているOrt-d.dが東京から参加することになったのです。
そして、私も一枚かませていただくことに。
ワークショップをやったり音楽を作ったりします。
劇場に着いたらまず、なぜか商店街へ。
まず連れて行ってもらったそば処鶴亀。
お父さんトーク炸裂!40分くらい枝光本町商店街の歴史と、商店街がいかに
劇場を愛しているかを語っていただいた。
い、いきなりすごいぞー。
パン巻き。商店街食い倒れの数十分。
行く先々で芸術監督の市原さんは、商店街の方と、地域の方とコミュニケーションをとり、
さながら移動プレゼン。
ちょっと感動した。
地方だから、コミュニティが小さいからこそ出来る、劇場のあり方。
手探りでゼロから初めて、たった3年でこんなに関係を築いている。
素晴らしい。
やっと劇場にもどってばたばた下見。
そのたどり着いた先に、素敵な屋上。
秋にここで銀河鉄道が見られたらいいなあ。。。
しつこいですが、なでしこ。
この手の表情、とても素敵だったなあ。
奇跡みたいなパフォーマンス。
彼女達の、日本女子サッカーの、今の日本の、希望を感じさせてくれる一瞬だった。
豊かな
2011.07.04 Monday
ワークショップも終わり、やっと少しずつ製作作業に向けて準備を整え始めた。
最初にしておそらく最後で、絶対に最大の難関。
工業用ミシン(80キロ)の移動。
宮崎から福岡に運んでくるのも一苦労だったのだけど、
こいつをどうやって3階の作業部屋まで上げるか。
4月から頭を悩ませ、見てみないふりをしつづけてきたけど、
もう目を背けてばかりもいられないので、遂に。
高校時代の同級生の猛者3名にお願いして、男手4人で!
頑張って頂きました!
ふんばっている瞬間は気が気じゃなかったので、写真なんて撮れず。
いやあ。。。本当にありがとう!!!
これで仕事ができます。がんばります!
労働の後は感謝の宴。
お子たちもテンション上がっております。
2階が完成してこうしてちゃんと人を呼べたのは初めて。
みんな完成を心待ちにしてくれていた人ばかりの、豊かな夕べ。
翌日はうなぎ屋さんに蓑島の日曜市に連れてもらった。
蓑島は私の生まれた町、行橋市にある。
豊前の海の幸、カニだのカキだのが美味しいらしい。
何より新鮮で、安い。
穫っていいのかカブトガニ。
福岡の決まりでは大丈夫とのこと。網にひっかかっちゃうらしい。
初めて見た。。。
エイ!この後目の前で、鮮やかに捌かれていった。。。
うなぎ屋@仕入中。
居並ぶ海の幸に半ば茫然としていたら、うなぎ屋さん
さまざまなものをくれた。
なかでも
コタイ。
うちのまな板に載った魚の中で、歴代一位の大きさ。
刺身と潮汁にしておいしく頂きました。
ありがとう、ごちそうさまです。
豊かな週末でした。
さ、今週もがんばっていきまっしょい。
こふく劇場ワークショップ2日目
2011.07.01 Friday
今日は6年生。
朝方、仕込みの時に校長先生が
「大人しい子ども達で進めるのが大変かもしれませんが・・・」とのこと。
男子13名、女子26名。
思春期の入り口の女子多め。想像に難くない。
ボールを使ったコミュニケーションワークでは、私が混ざった男子7名の
見事なチームワークに舌を巻いた。
相手のことをしっかり見て、受け取れるようにちゃんと投げる。
大人より上手いぞ。
今回、度々見られた事象が、気の遣いあい。
アイコンタクトでチームを作るゲームで、7人組をつくるとき。
女子の2チームが人が足りず、誰かがどちらかのチームに移動しなければならなくなった時。
その子達はどうしたらいいのかまごまごして、いつまでもチームが作れなかった。
また、7人組のチームを一度解体して、また新たに二人組になってもらう時も同様の
混乱が起きていた。
誰かを一人にしてしまうことをためらっているのか。
このことについて、こふくのはまちゃんがリフレクションで素敵なことを言っていた。
「(大人しいというよりは、)それだけ相手の様子を見ている、大人。」
私もこの日のワークショップで一番感動したのは
「6年生ってこんなに大人なのか」
ということ。
前日が5年生だったのがまた良い比較材料になった。
6年生の子達が教室に入って来た時、昨日見た5年生が一夜にしてこんなに身長が伸びるものかとぎょっとしたのだが、彼ら6年生はおそらく精神的にも、5年生とは随分違うのだ。
恥じらいとか、気を遣うとか、様子を見るとか、自意識とか。
そういう感覚がもうわかる年頃なのかと。
そんな彼ら。こふく劇場のお芝居が始まると、食い入るように見ていた。
今回こふく劇場が上演してくれた「カチカチリンカリンカ」は
宮崎の染め師でもある作家が書いた作品。
明日から無人駅になる駅でのお話。
短いお話だし、わかりやすいドラマやキャッチーな目新しさがある訳ではなく、
どちらかというとちょっと大人っぽい話なのだが、前日も、今日も、子ども達は
夢中になってみていた。途中で集中が途切れることはなかった。
客席が舞台を挟むような形でデザインされていて、
その舞台の上を様々な人が行き交う。
淡々と進むお話の向こうに、食い入るように芝居に見入る子ども達の顔が見えるつくりになっている。
その演出は、本当に見事だった。
集中する子ども達の顔が一番感動的だったりもした。
中でも胸打たれたのが。
戦地に旅立った兄をこの駅で見送ったという老婆。
子ギツネのいたずらで、一瞬だけ、なくなったお兄さんが電車に乗って戻ってくる
という悲しいシーンがあるのだが。
前日の小学校でも、そのシーンになると子ども達は
今までの楽しいシーンの余韻の中で、ふっと急に悲しさが降りてくることに
戸惑うのだ。
流れているのか、止まっているのか、戻っているのかわからない時間の中で、
ぽつんと置き去りにされたような表情をする。
そのシーンを見ている時の、今日の6年生の表情。ちょっと忘れがたい。
6年生になると、その戸惑いを受け入れようとするのだ。
彼らの心が音を立てて何かを吸い込んでいるような気がした。
君たちは本当に・・・最高だ。
たった2日間だけだったけど、貴重な体験だった。
あっという間に軽トラに舞台を詰め込んで、翌日宮崎に帰って行った、こふく劇場。
お世話になりました、ありがとうございます。
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