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場所
 

あと1ヶ月で引っ越し。
準備しようしようと思い続けて数ヶ月。
やっと最近とりかかった。
目についたものから梱包。とりあえず、包んでみる。

先週、久しぶりに近所の児童館で絵本の読み聞かせをやってみた。
見かけない顔だし、宮崎弁が喋れないし、
「ねえ誰?誰?」と話しかけてくる子、多数。

小学校の真裏に児童館がある為、子どもの数は多い。
学童保育の部屋、というのもあり、
放課後の子ども達がまとめて児童館に流れ込んでくる。

板張りの広めの部屋に会議用のテーブルがどーんと置いてある。
紙芝居の額縁を置くため。
絵本を読むときはそのテーブルの前にパイプ椅子を置く。
そして子ども達もパイプ椅子に座って話を聞く。
読み聞かせが始まる前には職員の人がアナウンスで声をかけるだけ。
学童保育の部屋がすぐ隣なので、あんまり無理に子ども達を引っ張ってくることも難しい。
結局、読み聞かせが始まった時に部屋にいたのは、女の子がひとり。
その後、ぱらぱらと出入りがあって、最終的にはのべ10人程が来た。

のびしろの多い、いやもうのびしろしかないといっても良いくらいの場所だった。
工夫する余地がいくらでもある場所だった。
場所を作るってことはすなわち、時間を作る、ってことだと思う。
物語だけを情報として与えているわけでは決してないし。
そもそも読み手が「与える」だけでは成立しない。
子どもが反応して、その反応と一緒に時間を共有する。
欲しいのは物語よりも、その時間。

とかなんとか言っても、あと1回か2回しか行けないんだな。。。
なんだか残念だ。



福岡に帰ったら作ろうと思っているもの、ていうか、作ってもらおうとおもっているもの。


紙芝居の額縁。
本来立てて使うのだけど。
読み手が隠れて絵に集中しやすくなるスグレもの。
これはプラスチック製だけど、木のやつだとなかなかレトロでいい感じなのです。
16:47 絵本 comments(0)
谷口、Unlearn中
随分ご無沙汰。

最近読んだ本。


著者の中原氏は東大の准教授。「ラーニング・バー(Learning Bar)」という
働く大人の為の学びの場、ちょっと変わったイベントをプロデュースしている。
専門は企業や組織に於ける人の成長、コミュニケーション、リーダーシップについて
研究していらっしゃるとのことだけあって、そっちよりの記述も多く見られたのだけど、
私のようなアートよりの、
しかもまだ実践家とも言い切れない人間が読んでも、共感するし、
刺激を受けることが多かった。

この本で取り扱われている”学び”とは、決して知識を注入するだけの
一方通行なものではなく、自ら積極的に異質な人に出会い、自らに変化をもたらし、
何かを変化させたいと願うこと。
普遍的なテーマ。
小学生とのワークショップに参加している時のことが頭をよぎった。
立場的には導く立場なのに、教えてもらうことの方が断然多かった。
ひとつひとつのコンテンツに対する反応、飽きてくる頃合い、
心を掴む瞬間・・・数えきれない。
作品を制作するときの態度にも、
家具屋を始めることにも、大きく言えば、生きることそのものに繋がっているな、と。
私はワークショップを開いて、何をやりたいのか。
一方通行的に何かを教える、ということはできないだろう。
そもそも人に教えられる技術もないし。
ただ、異質な人とは積極的に出逢いたい(笑)。
というか異質な人を引き寄せる、私。多分どこにいっても面白い人が待っている。
そして明確なビジョンがないせいか、自分はどんどん変わっていける気がする。
家具屋を始めることで、なおさら加速度的に。
というわけで、メンタル的にも、インフラ的にも
条件は揃っているんだけど・・・計画性と知性が欠けてるわ、私。
行ってみよう、やってみようの精神は悪くはないと思いますが。

ステレオタイプ化してしまった自分の方法や思考を捨てること、
Unlearn(アンラーン)っていうらしい。
別の本では「学びほぐし」とも訳されている。

まさに今、私、アンラーン中。

さて明日木曜日に突然近所の児童館で読み聞かせをすることになった。
これもアンラーンの一環ということで。


アスパラ菜。蒸して食べたけど、最高だぜ。
まだまだ寒いけど。
13:27 開店準備 comments(2)
ドリトル先生と動物たち
 

ご無沙汰。
新燃岳が噴火しています。
今日は久しぶりに爆発的な噴火がありました。
私が住んでいる所は灰が少し降ったり空振で家ががたがたなったりする程度で、
農家の方以外は被害は軽いのですが。
隣の市は大変らしい。
はやく落ち着くことを祈ります。


遅ればせながら年末川崎で上演した『ドリトル先生と動物たち』。
上演中の写真はいずれまた上げるとして、
開場中のロビーの風景を少し。
ロビーにいるときからわくわくしてもらおうと、
音を鳴らしたり、歌を歌ったり。


手前は鉄板、ドリトル先生のジャグリング。
即席ディアボロ教室。
こどもたちはとにかくこれに触りたいらしい。
奥にあるパネルは”Dolittle Garden”。
色を塗った紙を思うがままに貼るが良い、こどもらよ!
ということで毎日きれいな庭が出来上がっていました。


考えてみたらにしすがもじゃない場所でお芝居をやる、ということが久しぶりだった。
普通の劇場だからこその利点と、そうじゃない点。
にしすがもだからこその利点と、そうじゃない点。
劇場って、それぞれ違うんだ。そうだ、そうだった。
違いがあったからこそ、こういうチャレンジ生まれたりもする。
お客さんも楽しんでくれていた、と思う。

小屋入り後になってばたばたと色んなお願いごとをしたにもかかわらず、
協力を惜しまなかった劇場の皆様に、心から感謝です。
ありがとうございました。

19:28 演劇 comments(1)
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