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2016.01.20 Wednesday
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ペンキ塗り
2010.10.23 Saturday
五島
2010.10.22 Friday
先日、兄の結婚式で長崎の五島列島の中通島というところへ行って来た。
祖父が育った町。今でも親戚が多く住んでいる町。
家族旅行もしたことがない私の家族への
兄なりのプレゼントだったのだろう。
夜行のフェリーに乗って揺られること6時間半。
到着したのはまだ暗い朝6時。
車で港を離れて山に入るとちょうど夜明けが。
夜中の船に揺られて島に着いて、早朝の見知らぬ町を、初対面だけど実はもう家族、みたいな不思議な面子でレンタカーで走っていた先の、
夢なんじゃないか、と何度も思った。
目が覚めたら、まだチェコだったらどうしようと本気で思った。
そこからなぜか1時間弱かけて親戚達が住む集落へ。
早朝!7時前!早すぎ!
私の常識的な意見は当然のようにスルーされて、親戚は普通に待っていた。
長い階段を上って、小高い丘みたいなところを切り開いて作られた墓地。
私の家系は古くからカトリック信者の家系だ。
墓地の真ん中に経つ記念碑には以下のような記述が。
「迫害を逃れてこの地域に移住したキリシタンたちは、死者を密かに
山奥の隠し墓に埋葬した。その隠し墓から発掘された遺骨をここに改葬し、
先祖の魂の永遠の安息を祈念する為に、この碑を建てる。」
そこに私の祖父の父や兄弟の墓はあった。
4ヶ月前に若くして亡くなったおじさん(私の父のいとこ)の墓もあった。
数年前、私の祖母が亡くなった時、わざわざ五島から福岡まで、
このおじさんをはじめ、今も五島に住む親戚たちは来てくれた。
その葬式の時に、祈りを先導して唱えてくれたのだが、それが、今でも覚えている。
日本語なんだけど、古い文語体で、しかも長崎独特の響きもあって、
まるで呪文みたいだった。
だけどなぜだか強烈に懐かしいと思ったのは、
祖母の語り口に似ていたからだろうか。
墓から振り返ると、もうそれは奇跡みたいに美しい海。
こんな美しい海と迫り来る強い、深い、緑の山。
初めて見た。
自然に神様が宿る、とは。
こんな風景に囲まれた墓は、最高にしあわせなんじゃないか。
素朴で。
静かで。
美しかった。
さて。
本来の目的は結婚式。
こんな素敵な教会で。
あんまり素敵だったので、
プライバシ−無視で載せてしまいますが。
古い教会で、和装。
私たちにとっては懐かしい雰囲気のミサ。
そして式の後は
ごちそうに次ぐ
ごちそう。
小さなお寿司屋さんを借り切って、ささやかに披露パーティ。
義理の姉のお父さんが釣りが好きで、数日前から五島入りしていたらしい。
兄夫婦の愉快な友人たちとも合流してつり上げたクロダイを、
お刺身で。
本当に素敵な、手放しで幸せな一日だった。
お兄たま、ありがとう!
よっ!親孝行!
今回もうひとり、初対面の家族が、
姪っ子のめいちゃん!
弟夫婦の生後6ヶ月の娘。
こちらも、よっ!親孝行!
人生で数えるほどしかないであろう、美しい2日間。
うーん。。。
2010.10.07 Thursday
先週はばっさり髪を切ってみたり、ウクレレ講座に行ってみたり。
リフレッシュ休暇が終わっても、どことなくのんびり感が消えないのは
きっと宮崎の空気のせいだ。
青空に蜘蛛がびっしり!
田野町、蜘蛛がでかい!
今週は推薦団体から急に報告書を出せとのお達しがあり、
それに数日間かかってしまった。
そして明日からは里帰り・・・。
リフレッシュ休暇じゃないよ、身内の結婚式だよ。
しかし今回の里帰りももりだくさん。
私はまだ見たことのない私のルーツ、長崎県は五島列島に行ってきます。
深い深い歴史があるのです、私の家系には。
楽しみ。どんな場所なのか。
そしてそれが終わったら、4月オープン予定の店舗兼住居の内装工事。
ペンキ塗ったくって来ます。壁に。ええ、壁に。
これも楽しみ。
会計のことなどを知り合いの税理士さんに相談したり。
・・・相談できるほど色んなことをわかってないのが情けないですが。
これもまた経験。
なにより、自分の入籍の報告を両親にしようかと。
帰国してからまだ一度も会ってないし。
先日用事があって、父親に電話をかけた時、
父が電話口に出てから、そういえば帰国してから話すの初めてだ!
と気がついて慌てて
「あっ!き、帰国してます!」
と口走って、失笑を買った私。
それから用事について延々喋ったのだけど、
電話を切ってから、
入籍したことを話すのをすっかり忘れていたことに気づいて・・・。
親不孝、というかずぼら・・・って言うな。
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