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能力の限界
明日、ゾヤさんに会った時に、なるべくスムーズに話ができるように、と。
先日書き上げたプロットを、チェコ語と英語に訳した。
そんなに文量はないんだけど、ほぼ1日かかった・・・。
私の、能力の限界です、はい。

午後に、こんなに天気がいいのだからちょっとだけ気分転換!
とNarodni divadloに子ども向けの短い芝居を見る為に家を出た。
そしたらメトロを出たとたん雨がどしゃぶり。
やっとの思いで劇場にたどり着いたら、チケットは売り切れ。
ショックをかくせずトラムで家に帰り着いたら、快晴。
という、ただ濡れる為だけに、センターに出た、という午後。
 
帰宅してまた仕事に戻って。終わったら21時。
やれやれ。
そしてあしたは、どきどき。


風呂場にクモが出た!足が長い!
観察、観察・・・

06:35 演劇 comments(0)
お絵描き、ニッポン
 

来週月曜日のプレゼンに向けて、舞台のイメージを、ワンシーンごとに描いてみた。
私は全くといっていいほど絵を描いたことがない。
だからどうやっても二次元のいたずらマンガみたいなものしか描けない。
のだけど、そんなことも言ってられないので、朝からかきかき、ごしごし。


もちは、餅屋に頼んだ方がいいな、こりゃ。

午後にエラスムスの時一緒だったポーランド人の演出の子とお茶をすることに。
先日ばったり会った時に今の私の状況を話したら、
相談に乗ってくれるといってくれたので。
これまで作ったものや、今日描いたイラストや、
PCで作った音楽などを持って行ってプレゼンしてみた。
来週の為の練習にもなるなと思って。

収穫は大きかった。
日本でも徐々に広まりつつある、ドラマトゥルグ。
一番つっこまれたのは、やはりそこだった。
この作品で一番大切なものは何なのか。
私は誰なのか。
私は何を言いたいのか。
どんなアイデアを出してもいい。そこから発展してどこに行っても良い。
だけど、最後にドラマトゥルグに戻ってくるんだよ、と。
そこがしっかりしていれば、どこへ行ってもいいんだよ、と。
繰り返し、繰り返し話してくれた。

そして何げなく彼女が言った一言。
日本の芝居を何度か見て、一番心に残ったのは、そのリズムだ、と。
欧米のどこにもない、リズム。言葉だけじゃなく、全体的なリズム。
私たち大陸の人間と、あなた達は、完全に違う。
それがおもしろいんだよ、と。
なんだか、うれしかった。

こっちに来て、日本語の美しさや奥深さを改めて思うことが多い。
ここ数年、せりふを話すことをしなくなって、
別の表現のことばかり考えていたけど、改めて今、日本語って、
とても素敵だと思う。
あと、プラハを歩いている日本人観光客は後ろ姿でも解る。
歩き方や、姿勢や、醸し出すムードが、欧米人とも全然違うけど、
中国人、韓国人、アジア諸国の人たちとも、全く違う。
間が抜けているというか、おっとりしているというか。
妖精みたい。
不思議の国、ニッポン。
私たちは、本当に素敵なものを、既に持っている。
06:13 演劇 comments(0)
 

完全に春だ!今日はコートを着て外に出たら、少し歩いただけで
汗ばむくらい暖かかった。近所の川沿いの木々の芽も、こんなに膨らんで来た。


先日Brnoでお会いしたゾヤさんが、今私が取り組んでいる新作にアドバイスをくれることに
なった。演出、とまでいくかどうかはわからないけど。
そして美術に関してはつよい姉さんが監督してくれることに。
チェコで出逢った人たちと、一つの作品を作ることが出来る。
しかもプロの、こんなに素敵な方々と。面白いことになってきました。
来週の月曜日にゾヤさんがプラハに来る用事があるとのこと。
その日に第一回のプレゼンをさせてもらうことに。
その為に今週はこもって作業をしたり、思案をしたりしていたのです。
うんうん唸り続けて、今日やっとこさちょっとアウトラインが見え始めた。
とりあえず月曜日まで、もうひとふんばり。


初プラハハム。でかい!けど旨い!
05:57 演劇 comments(0)
TaBALADA
 

今週は家にこもりがち。作業、思案、また作業。
毎日あんまり天気が良いので、散歩には出るようにしていますが、
今日は一日引きこもっていた。
夜にはつよい姉さんが美術を担当した『TaBALADA』という作品を観劇。
原作は姥捨山。以前も一度見たことがある、Décalagesという劇団の作品。
演出は先日Brnoでお会いしたZoja Mikotováさん。
この劇団はnový cirkusというサーカスのような体を使った表現をする劇団。
シルク・ド・ソレイユみたいな、一本の長ーい布にぶらさがったり、
びゅんびゅん高いところに登って行ったり。
せりふも殆どないので、かなり楽しめた。
さすがに体を使った表現力はすばらしくて、
老婆が息子に担がれて歩くところなんかは、ただ担がれているだけなのに、
そのたたずまいがとても物悲しかった。

言葉を使わない表現、について、最近思いを巡らせている。
私が今取り組んでいる自分の作品も然り、先日見た聴覚障害者の方々の作品然り。
一言言葉を使えば、済む内容も、それを使わないという方法を選んだだけで、
苦しくもなるし、楽しくもなる。
ものを使う、ということにしてもそうだ。
人形を使う、ということを選択することで、
できることが広がりもするし、狭まりもする。
要は何が効果的か、何が必要か、ていうことだけなんだろうけど。
若輩者である私は、現在、遠回り中。
帰ってくるのは・・・いつのことやら。
05:27 演劇 comments(0)
Prodaná nevěsta
 

快晴!気持ちがいい!
春生まれで、もともと春は大好きだけど、今年は格別うきうきしている。
冬が寒かったせいか、何もなくても、暖かいだけでこんなに嬉しいとは。
ヒヤシンスも開花!

今日はなんだかもりだくさん。
昼からつよい姉さんと打ち合わせ。
その後チェコ語のレッスン。
夜には久々のNárodní divadloでオペラを見て来た。
Prodaná nevěstaという作品で、つよい姉さんの担当教授でもある、
Petr Matásek氏が美術を担当している作品。
MatásekさんはDrakでも舞台美術を手がけていたことで有名な方。

節約生活な私は一番安い席なんと日本円にして250円の席!
座ってみたら、柱が視界のど真ん中。しかも周囲は全員小学生。
しまった・・・。と後悔していたら、隣の席が空いていて、小学生の女の子が、
自分の荷物をどけてくれて、「ここに座りなよ。」と。


ありがとう!と席を移るとすごくよく見えるようになった。
ありがとう、少女。


素朴な内容だったせいか、非常にとっつきやすく、字幕もあって、
存分に楽しめた。
かつ、オペラならではの迫力は健在で、鳥肌がたった。
やっぱり大勢の人が一斉に歌う、とか、オーケストラがうねりをもって
生演奏をする、とか。そのエネルギーだけで、揺さぶられる。

上演時間は3幕3時間。周囲の小学生達は2幕で飽きていたけど、
終演後の拍手の時は、拍手をする行為そのものが楽しくなってしまったらしく、
延々手を叩いていた。
飽きてもなんでも、こうしてみんなで、上質な舞台を見た、っていうことが、
大切なんだろうな。

07:43 観劇 comments(2)
Divadlo Neslyší -Brno 2日目
 

たった1年で何ができるの?とよく色んな人に言われるし、
たった1年では何かを獲得したりするのは難しいと確かに思う。
だけど最近は、人に出会う為にここにきたのだ、と言い切れる。
ゾヤさんも、その一人だ。そして彼女の生徒達も。


朝8時半からの授業を見学させてもらった。
もう既に完成している作品のリハーサル。
朝日が美しく差し込む教室の中で、奇跡のような作品を見た。
私は、チェコ語はおろか、手話ももちろんわからない。
だけど彼らが何をしているか、何を伝えたいかは
手に取るようにわかった。
そして彼らは障害があろうがなかろうが、プロの役者だった。
一人出演者が欠席しているにも関わらず、欠けているところは
役者の誰かが、もしくはゾヤさんが飛び込んでいって穴を埋めた。

ゾヤさんは、垣根がない。
母のような優しさで空気を作りつつも、良いものを生み出そうとする
自然なエネルギーにゆったり身を任せている。
そしてそのエネルギーは時々子どもみたいに自由でやんちゃかと思えば、
怒濤のような勢いを見せることもあった。
その空気の中で彼女の生徒達は彼女の子ども達のように、遊んでいて。

チェコに来てみた芝居の中で、一番胸を打たれた。
涙が止まらなかった。
変なやつだと思われただろうな。
何度もお礼を言って、教室を後にした。


気持ちを落ち着けようと、午後は教会の塔に昇ってみたり、
城に登ってみたりした。

昨日の夜のことをとても後悔していた。
昨日の夜、お芝居を見ていた時に、聴覚障害のある生徒数人も一緒に観劇していた。
私の真横に耳が聞こえる学生が座り、その周囲に障害のある生徒達が座り、
芝居中、せりふをずっと訳していた。
状況がよくわかっていなかった私は、芝居中、ずっと関係ない話をしているのだと
勘違いしてしまった。
手話は時々手を叩いたり、手を動かすスピードが速いので、
何かに怒っているかのように感じてしまったのだ。
そして彼らを、恥ずかしながら、少し迷惑だと思ってしまった。
関係ない話なら、外ですればいいのに、と。
だけどねえさんにその話をしたら、それはただ訳してあげていただけだと。
そして今朝、彼ら自身の芝居を見て、
ああ私はなんてばかだったんだろう、と、激しく自分を恥じた。
知らないということは、時として人を傷つける。

彼らに出会えて、本当に良かった。


城に登ったら、ヤギを散歩させていた!
07:07 演劇 comments(0)
urashima -Brno 1日目

朝早く電車に乗り込んで、2時間半。
プラハに次いで大きな都市、ブルノに到着。
つよい姉さんに連れられて、とある演出家に会う為に。


と、その前に。
ねえさま知り合いの、衣装の方のお宅にお邪魔。
早速モラビアワインを頂きつつ、プロのお仕事を拝見。
いやこれはもう、舞台用というより、オートクチュール。。。
ねえさまはこの方にウェディングドレスを縫ってもらうのだそう。
うらやまし。

そして午後。演出家を訪ねて、JAMUという大学を訪れる。
この大学はプラハのDAMUに値するような、大学。
ヨーロッパで聴覚障害者の為の演劇学部があるのは、
イギリスと、このブルノだけらしい。
私が会いに来たのはその聴覚障害者の学部の教授、ゾヤさん。
とにかくすごい人だから、一回会ってみなよ、と勧められて。
会ってみたら・・・本当に、本当に素敵な人だった。
詳しくはまた明日。

夜にはつよい姉さんが美術を担当し、ゾヤさんが演出をした、
『Urashima』という作品を見ることに。


素敵な作品でした。
にしても姉さん、たくさん作ったね!


泊まったホテルに巨大なボビンレースが!
1.5M四方はあるよ!
06:53 演劇 comments(0)
感謝
 

またしてもまたしても!
今年始めにも日本から小包をくれた友人から、私の大好きな
カップヌードルカレーが山のように!
1月に送られて来た時、あまりのありがたさに、
1ヶ月に1個だけ!悲しいことがあった時だけ食べる!
と誓ったのに。
悲しいことがありすぎたのか、先週ついに最後の一個を食べてしまって、
うちひしがれていたところでした。
しかもホワイトヌードル!?なんじゃそりゃ?
オリンピック限定なのね。。。これはここぞという時の為にとっておこう。
いつもいつも、S木さん、ありがとう!!!!!
このご恩は必ずや!!!!!

明日からブルノ、という街に2日間行ってきます。
お芝居を見る為と、人に会う為に。
ちょっとした正念場、になるかも。
あまり力まずに、ありのままで行って来れたら。
なにより、街を楽しんできます。

05:04 演劇 comments(2)
Hornbach
素材が明らかに不足しているのに、気づいたら週末。
いつものお店は休みだし、画材屋価格でちょっと高いので、
勇気を出してちょっと郊外のホームセンターに行ってみることに。

 

松ぼっくりがたくさん落ちていた。しかも犬の散歩をさせるような場所でもないので、
結構きれいな状態のものがちょこちょこ。
まだ開く前の、閉じた状態のもの。


こんなちっちゃいのも!
落ちているのをいくつかと、閉じた状態のものをひとつ、
いただいてきてしまった。

目的の素材も、画材屋の半額以下で発見!
ホームセンター・・・すごい。。。
06:11 演劇 comments(1)
こもる、こもる。
 

3匹の猫を探せ!
春が近いからか、ミミが新顔の黒猫にストーカーされている。
逃げろ!ミミ!


ここ2日、家を出ていない。
PCに向かって台本を書いたり、モノをこさえたり。
今日なんか、自転車の車輪からタイヤを外しちゃったもんね。
端から見たら、何やってんだと思われるかもしれないけど。

しんどい時期だけど、あとちょっとだ。
今までで一番、納得の行くものになりそうな予感がする。
05:54 演劇 comments(2)
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