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2016.01.20 Wednesday
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ハンガリーワークショップ
2010.01.30 Saturday
ずっとブログをお休みしていたけど、ハンガリーに行っていました。
沢さんのワークショップと上演のアシスタントで。
むき出しで預けるのも・・・ということで、人生初、大きなラップみたいな
やつで、包んでもらった。
係の人も、「バゲッド(サンドイッチ)みたいだね。」
それが運命のわかれ道だったのか。
ブダペストについたら、私のリュックがない!
人生初、Lost baggage。
翌日無事に届きましたが・・・。
ワークショップは参加者20人で、3日間朝9時から夜6時まで。
ぎっちり、みっちりで本当にしんどかった。
今回のワークショップを企画したエディナは私と同い歳。
慣れない英語に時折苦心しながら、ひとりで大人数のケアをし、
沢さんや私のケアもして。最後まで手を抜くことなく、プロデューサーとして
立ち働いていた。
彼女の姿は本当に良い刺激になった。
他の参加者たちも、半分くらいがプロの役者だったり、演出家だったり。
学校の先生や幼稚園の先生だけど、人形劇を教えている、
という人も数人。本当にレベルの高い人たち。
分析の瞬発力。意見を交わす姿勢のうまさ。
シーンを作るときの粘り強さと発想力。ひっぱっていく力。
どこの国に行っても、同じだ。
本当に、おもしろかった。
環境
2010.01.26 Tuesday
見に行って来た。
この学科は、ひと学年が5人ほど。
作品のコンセプトから、実際にそれを舞台に載せていくまでを
教授の指導のもと、形にしていく。
時としてそれってドラマトゥルギーだな、いや、もう演出家だな、
というところまで踏み込んで練っている。
プレゼンテーションの前に、学生達が作った舞台を見た。
クリアファイルをカッターでくり抜いて作ったフライヤー。
センスの良さや、美術的に色んなチャレンジをしてるのはおもしろかったんだけど、
作品自体は残念ながらあまりピンと来ず。
言葉がわからない、というだけの問題ではなく。
プレゼンは、とにかく興味深かった。
なにより羨ましく思ったのはその環境だ。
ひと学年あたりの人数が少ないこともあって、
教授とはほぼマンツーマン。年に数回こういったプレゼンの場があって、
その度ごとに他の教授や生徒からも色んな点を突っ込まれる、突っ込まれる。
きっとやってる本人はしんどいだろうけど、
本当に勉強になるだろうなあ、と痛感。
今の自分の環境のことを思うと、なんとかしなきゃ、という思いでいっぱいになった。
帰りになぜか日本映画を見て帰った。
日本映画祭がキノ・ルツェルナというところで開催されていて、
チェコ語先生から是非行っておいでといわれたのだけど。
見たのは「パッチギ」。
実は友達が出演している。かなり良い役で。なのに見てなかった。
見始めたら、チェコ語字幕なんか全く見られなかった。
映画を見たのが数ヶ月ぶり、しかも日本の。
がんばってる友達の姿。そして井筒監督独特の・・・ワッショイ感?
号泣。心が洗われた。
Městská knihovna v Praze
2010.01.19 Tuesday
今となっては良い思い出。
昔、とある有名な劇作家の人にオーディションで
「君、文章うまいね!一番おもしろかったよ!」
と書類審査の作文を、開口一番ほめられたことがあった。
もうその時のオーディションは有頂天で、こりゃ合格だわ、しめしめ、
と帰って来たのだけど、結局不合格だった。
有頂天だった私が、役者としてよほどイタかったのだろう。
その時書いた内容が図書館について書いたものだった。
入り口に大きな塔。
近寄ってみると・・・
全部、本!
横には「絶対触るな!触るとホントに倒れる!」
としつこいくらい貼り紙がしてある。
こういうとこ、チェコらしい。
中は想像以上に広くて、きれいで、量もかなり豊富だった。
係の人が親切で、図書館カードを作りたいとカタコト言ったら、
丁寧に、ゆっくり説明しながら手続きをしてくれた。
ただ驚いたことに、人形劇関係の本は一冊も置いてないと言われた。
プラハの市立図書館なのに・・・そんなことってあるのだろうか。
まあ劇場関係の図書館は別の場所にもあるので、
今度そちらに行ってみることに。
今日はお目当ての子どもコーナーで、図鑑と絵本を物色。
日本にいる時も、2週間に1回は必ず図書館に行っていた。
貸し出し限度ぎりぎりまで借りて、読み散らかしていた。
つまり読んでない本が殆ど。
だけど、それは私にとって大切な作業。
絵だけを眺めたり、読み飛ばしたり、そうやって降り積もった
ものを寄せ集めては形になるかな、ならないかな・・・ならないか。
と、また別のものを眺めたり。
途方もないし、他愛もない。でも、大切だ。
気がついたら日が暮れていた。
雨が降っていたけど、気持ちがいいのでしばらく歩いて帰った。
市民会館(obecní dům)がライトアップされて、雨に濡れて、キレイ。
bruncvík a lev
2010.01.16 Saturday
ミノルで『bruncvík a lev』という作品を見て来た。
ミノルは劇場のサイトに、自身のレパートリーであればかなり詳細な
写真をアップしてくれるので、とても助かる。
この作品も、美術が素敵だなと前から気になっていたので、
見に行くことに。
かなり良かった。音楽がまたベースとドラムとギターのアンサンブルで、
夢見心地になりがちなおとぎ話を、ピリッとさせていた。
美術が素敵だなと思っていたら、人形を作ったのは
私の好きなbuchty a loutkyの『tibet』の美術をやった人だった。
やっぱりどうしても素敵だと思うのは、素敵だと思う役者の
人形や客に対する距離感。
妙に厳かにならなず、かといって雑にもせず。
気にならない、というのが適切かどうかわからないけど、
主張をしないけど、一歩引いたところで、きちんと美しい。
inspirace
2010.01.15 Friday
suhoの韓国料理と私の日本料理で、簡単なビュッフェスタイル。
チェコ人の皆さん、箸を見たとたんにテンションが下がっていた。
どうしても時間がかかるので、ビュッフェは長蛇の列。
suhoは新しい作品を製作中だった。
夏に展示をやるのだという。
そのアイデアを聞いて、とても刺激を受けた。
森の中に作品を点在させて、展示をするらしい。
私も宮沢賢治をとっかかりにして、自然についての作品を暖めている
話をしたところ、たくさんの本を見せてくれた。
妖精のイラストがたくさん載っている本や、
人形劇の歴史についての本や、動物の人形のシステムの本や・・・。
そして自分が今作っている作品をどんな風にインスピレーションを得たか。
とても素敵な話だった。
学校を卒業して、日々どんな生活を送っているのか、謎な人、suho。
だけどこうやって日々、少しずつ形にしていっていたんだと思うと。
素敵な地道さ、だった。
Světlá nad Sázavou
2010.01.14 Thursday
české filmové loutky
2010.01.12 Tuesday
今日はčeské filmové loutkyというチェコアニメの展示に行ってきました。
教会の、裏にあるギャラリーでの展示。
教会の中には入れなかった。
ここ2日、大雪で外に出てなかったので、外を歩くこと自体が楽しい。
銅像が雪のショールをはおっています。
ライオンにも雪が積もりすぎて、前が見えないよー!
好評につき、会期を1ヶ月延長!したわりには、お客は私ひとり。
私の為に展示室の鍵を開けて、係の人が色々説明してくれた。チェコ語で。
・・・わかるところは、わかった。
コマどりアニメの人形は劇場用の人形とは違う。
アニメの人形は小さく、細かい所までリアルさにこだわって作っている。
多分カメラでアップになった時の為だと思うのだけど。
コマ撮りなので、操作性はあまり関係ないみたい。
劇場用にとっては操作性がかなり重要になってくる。
これは来月実際作ってみてからまた考えることにしよう。
様々なデザインと細かい工夫。参考にしたいアイデアが盛りだくさんだった。
こういうの、よく見かける。工夫を感じるところがおもしろいのかな・・・。
帰りは−8℃。
不思議なもので、体が慣れたのか、あまり寒さは感じず。
animace workshop 2
2010.01.09 Saturday
憎たらし屋の牛が来た。人相が悪い。30センチくらい雪が積もった
細い道を、大きな体で器用に歩いて行った。
さて。今日もアニメーションのワークショップにお邪魔してきた。
今日はそれぞれの個人のこれまでの作品のプレゼンの日らしい。
なぜか見学者の私も、自分のポートフォリオを持ってくるように事前に言われ。
少し畑は違うものの、写真集を抱えて行った。
そこで、すごい作品を見た。
アメリカ人の女性映像作家で、現在シンガポールの大学で助教授をやっている
という人。彼女が制作した作品が・・・衝撃的だった。
実写のアニメ、という感じで、クレイなのか、赤ん坊の泥人形のような
もののコマ撮りフィルムだったのだけど。
泥人形である赤ちゃんに目玉をつけてあげるのだけど、赤ちゃんは目玉が嫌で、
自分でむしり取ってしまう。何度つけてあげてもむしり取ってしまう。
毎晩夜になると赤ちゃんは目玉のない顔でTVをじっと見たり。
独り言をぶつぶつ言ったり。
そのうちもう一人、泥人形の女の子の赤ん坊が登場して、二人でコミュニケーションを
取ったりする。全編言葉はないけど、流れる雑音や、音楽等で、意味はわかる。
女の子は赤ん坊の体のまま、相手に恋をし、脈打つ心臓を取り出して見せる。
男の子の赤ちゃんはそれを不思議そうに眺めたり、手に持って振ってみたりする。
意味がわからなかった男の子はその心臓を持て余してしまい、
女の子は徐々に血の気が失せて、ごみのように死んでしまう。
クレイの手触りが、「いのち」の手触り、という感じがして、
生々しくて、すがすがしくて、少し切ない。
とても女性的な作品だった。素晴らしかった。
rodina
2010.01.08 Friday
Profesorka
2010.01.07 Thursday
1年しかいないのにチェコ語なんか勉強してどうするの?とよく言われます。
確かにチェコ語は1年くらい勉強した所でどうにもならないくらい
難しい言葉だし。あまり日本では見かけないし。
私の場合、よく一緒にいるのは沢さんで、日本人。
日本語だけで事足りると言ってしまえばそれまでなんですが。
でも芝居を見ても、意味がわからない、読みたい本やサイトがあっても
読めない、では、もったいないと思うのです。
せっかく縁あってこの国に来られたのだから、
できる限り知る努力をするのが正しいのでは。
というわけで、語学学校は終わってしまったのだけど、個人で教えてくれる先生を
なんとか捕まえて、今日からレッスンをしてもらうことに。
かなり厳しいおばあちゃんだけど、私の要望もしっかり取り入れて、
ビシバシ!ビシバシ!ががが、がんばります〜。。。
雪が強くなって来た。それでもミミは佇んでいる。
いつもより多めに餌をあげる。
čekání na kočku
Jmenuje se Mimi.
Každý den, ona přichází na mojie zahradu a čeká na snídani.
Já jsem úzkostlivá na ni, protože je velká zima.
V české republice sněží každý den.
She is my friend.
Her name is Mimi.
Everyday, she comes to my garden,and waits for breakfast.
Czech republic is already snowy.
I am anxious that she maybe cold.
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