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OSTRAVA!!!

私のもう一つの受け入れ先、オストラヴァ公立人形劇場。

現在、フェスティバル開催中とのことで、午前中から早速出発。
ほとんど話せないチェコ語を遠慮がちにふりまわして、
なんとか切符を手に入れて。
何番ホームだかまったくわからないのでうろうろ歩き回り。
ようやく通りすがりのおばあちゃんに助けられて、
IC、という特急列車に乗りました。

到着したオストラヴァで、沢さんにくっついてまわり、
これからお世話になるであろう、劇場の方々にご挨拶をした。
ちゃんと私のことを考えてくれて、
いつごろオストラヴァに滞在するのか、どんな研修をするのか。
明日、きちんと話すことに。

そして観劇。
15時に着いたばかりなのに、立て続けに3本も!
贅沢!そしてどれも、おもしろい!飽きない!

カナダのケベックから来た作品「KIWI」
もうこの際どの言語でもわからないんだけど、
あらすじは雰囲気でなんとなく想像することにして。
使っている、もの。
首だけのバービー、車のナンバープレート、空き瓶、ランプ、
レースのカーテンは花嫁のヴェールになり、緑のジャケットは丘になる。
ちょっと切なげな、パンクな雰囲気、だったのか?
多分間違ってるけど私はそう、理解して楽しみました。

2本目はオランダの「Malediction」。
これはあまり言葉に頼らない作品だったので、とても楽しめた。
このオランダの人は昨年「アンジェロ」って作品で賞を総ナメにしたらしい。
確かに。技術、役者としての魅力。飽きなかった。
途中、ダンスがなんだかアンバランスな部分もあったけど。
でも、見終わった後、うなった。
師匠もうなっていた。

3本目はプラハの「RYNCHI」
デビッド・リンチへのオマージュらしい。
私はあまりリンチが好きではないので、よくわからない部分が多かった。
箇所箇所、おおっ!と思うところは多数あって。
役者も魅力的で。

明日も楽しみ。


Komorní  scéna ARéNA にある、頭を抱える人。



23:45 観劇 comments(0)
強く
恩人だ。もう何が何でもこの人には恩返しをしなければ、という人に出会った。

私を受け入れてくれた沢則行さんが勤める大学の院生の女性。
渡欧前から、会ったこともない私の為に、私の住む場所を探してくれたり、
ビザのことで相談に乗ってくれたりして、ありがたいなあとは思っていたのだけど。

入国して2日目。外国人警察で住所登録をしたのです。
・・・一言でいうと、こんな一行で終わってしまうのだけど、
私ひとりでは絶対にできない、本当に本当に大変な作業。
今年からちょっと変わったらしく、以前とくらべると天と地ほども楽になったらしいんだけど。
それでも、チェコ語が話せないと間違いなく門前払いな雰囲気。
彼女はひょうひょうと、でも慎重に担当者と話をして、手続きを済ませてくれた。
ビザに担当者がばんばんハンコを押し始めて、「ああ、大丈夫だったんだな。」
と私がほっとした瞬間、彼女がこちらをみてうなづいたのが、とても力強くて。
正直、泣きそうでした。
私の前にも後にも、途方に暮れる日本人がたくさんいるなかで、
私は何もしないでただついて行っただけ。
ああ、バチがあたる。
何かでがんばらないと、強くならないと。
その後も定期券を作ったり、語学学校へ見学に行ったり、
見ず知らずの私の為に戦ってくれている彼女を見ていると、
心底そう思った。
来年私と同じように丸腰で来た見ず知らずの人を、
同じように助けられるように。


強いねえさん(実はタメ!)と飯を食らって帰りました。

22:27 手続き comments(0)
ついた!

成田を発って12時間。フランクフルトで乗り換えて、途中のイミグレーションで

「プラハに1年も何しにいくんだ?勉強か?一番好きな芝居はなんだ?」
と質問されて、
「シェイクスピア!」
と答えたら
「うそつけ!」
と突っ込まれた。
「はい、うそです。人形劇みたいなことやります・・・」
と正直にこたえたら、「よろしい」って通してくれた。



到着したら、師匠が迎えに来てくれた。
この人なしには、ここにこられなかったです。
感謝とか、そんな言葉だけじゃ、もう、とても・・・。

何がこれから始まるのか。
22:45 - comments(0)
帰福
あ、っと言う間に宮崎での3週間が過ぎてしまった。

毎日どこへも行かないで、虫の音とか雨の音とか、
牛の声とか、鶏の声とか。
なにもかもがざあざあ洗い流されるような雨とか。

心から、行ってよかった。楽しかった。

エネルギ満タンで、実家のある福岡へ。

宮崎からバスで4時間、電車で1時間。
小倉へ着いたら、迎えに来てくれた両親と、
車で1時間。
ついたのは大分にもほど近い、行橋市。
私の本当の生まれ故郷。

そしていきなり、

 


農業!
なぜかおもむろに地面につきささる筒の中から
カエル登場!
カエルごしの、うちの父。
週末農家、なんて生易しいものではなく、
ガチです。
しんどかった。



夜は親友とスイーツ祭り。

出発前の儀式。これ大事。
15:18 日々 comments(0)
BBQ

     


バーベキューをしました。
お家の前の駐車場で。

彼らは、私の彼の同僚。
猛者たちが肉を焼いてくれた。
サンマも焼いてみた。
旨かった!



近所のお祭りにも珍入。

バカンスしたわ〜。。。


16:47 日々 comments(0)
宮崎の雨について


谷口です。

宮崎に来て、はや11日。やっとブログを書く余裕が出て来たので、今日からスタートです。

チェコに行くまでの1ヶ月。あれもしよう、これもしよう、と思っていたけど、
思うようには進まないものです。
チェコ語に悪戦苦闘しているとあっという間に午前中は過ぎ、
PCをいじって調べものをしているとあっという間に午後は過ぎ。
23時には確実に眠くなります。
ええ、たるんでます。

たった今、この記事を書いていたら、窓越しに
「大分の魚屋なんですけど。甘露煮とか佃煮買ってもらえんかな?」
と突然声を掛けられた。
いい人そうなんだけど、さすがに窓越し。
しかも昨日さんまを食べたばかりだったので、丁重にお断りしてみた。
平和だ、宮崎。

宮崎の雨はすごい。
バケツをひっくり返したような激しい雨。
ここ数日は日に何度もそんな雨が降る。
特に田野町は盆地らしく、迫る山々にはいつも霧がかかっている。
激しい雨の後には必ず、強い日差しが照りつける。
アスファルトも一瞬で乾く。
そしてまた激しい雨。
降っては乾き、降っては乾き。
地面はどんどん水を吸って、太陽を浴びて。
緑がどんどん濃くなります。

ここに来て、何もしないで緑ばかり見ていると、
自分がどんどん濃くなる気がします。

田野町、いいとこ。


10:29 日々 comments(0)
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